4年ぶりにロンドン。

2007年9月2日(日)

今日はちょっと変な夢を見た。

日本の実家にある私の部屋で38度の熱を出し数日間ベッドの中で療養していた。
ようやく熱も下がり歩けるようになって分厚い布団から抜け出し下にあるリビングへ向かう。
ソファーに座り、テレビではガキの使いがやっていた。
座っている位置からダイニングテーブルが見え、その椅子にかかっているタオルが欲しくなってタオルを見つめていた。その瞬間、タオルが宙を舞い椅子から落ちた。
「あれ?」っとびっくりして、もう一度テーブルの上にあるフキンの移動を心の中で命じたらまたそれも動いた。
「ああ、これはきっと高熱をあげていた時になんかおかしな力がついちゃったんだ」と自己分析。
その一連の動作を親が心配そうに見ていた。
リビングからは裏庭が見え、向かいには何もないので景色がいいはずなのに、
今、目に見えるのは荒野に現れた大きな建物だった。
「何?あの建物?なんで裏庭が荒野になっているの?」と私は親に聞く。
「何言っているの?」心配そうに私の顔を見る。
あ、これも熱のせいか。。。心配かけさせてはいけない・・・となんとなくその場を誤魔化し外へ出てみた。
とりあえず、私にしか見えないその建物へ行ってみようと決断し、荒野の中、赤土の砂埃に邪魔されながら前へ突き進む。
その建物はバチカンのような外観だった。

古びたレンガで立てられてた建物の前に立ち、入り口を見つける。
中に入ると病院のようだけど、なんだか待合室で待っている人たち様子がおかしい。
ぽかーんと口をあけて立っている私に知らない人が寄って来て勝手にここの建物内の説明をしてくれた。
この病院は何らかの事情で人間にはない力がついてしまった人たちの為の場所で、この先その力をどうするかここで鍛えたり、治療したりしていくところらしい。
この建物はそういう力が備わった人しか見えないから人には言ってはいけないと言う。

ここで目が覚めた。
ちょっと自分が心配になりシャワーを浴びながらタオルを見つめ、「飛べ、飛べ」って思ってみたけど何にも力はついていなかった・・・ほっとした反面ちょっとがっかり。。まぁ当たり前か。