4年ぶりにロンドン。

2007年8月1日(水)

あっというまに8月。早すぎる。
しかしロンドンは8月だとは思えない。だって寒い。まるで初春。
街では革ジャン来た人やコート来た人、その横でランニング一枚の人。これまた極端だけどもう気候も人間もめっちゃくちゃだ。
今の日本はどれくらい暑いのかもう見当がつかない。
日本の夏はジメジメしていてもクーラーがそこら中にある。室内に入ればひや~ってして気持ちがいい。
だから暑いのはまだ我慢できる。
一番許せないのがキーンキーン飛び回る「蚊」。
皮膚が弱いので蚊に刺されると人の倍ふくらみ、掻いてしまったらもうみみずばれが凄くなるので蚊が憎い。
子供の頃には部屋を閉め切って蚊取り線香を5束ほど燃やし、煙もくもくの中でタオルケットから皮膚の一部も出ないように包まり安眠しようと試みたが逆に永眠しかけるところだった。しかし苦しかった・・・
その蚊が今イングランド中部と西部を中心に大量発生している。
7月中旬に4日間続いた豪雨により街がすっかりと水に浸かってしまっている。そのために住民の一部が断水と停電の中での生活を強いられている。
その雨でできた水溜りに蚊がボウフラを生み蚊へと変身し人間の血を吸う悪魔と化しているのだ。
BBCで脚に数箇所、腕にも数箇所刺された!とニュースになっていた。
蚊に刺されたぐらいでニュースになるなんて。。。と思うが、「蚊」を見ることがないのがいいところだったイギリスもそのうち日本のようにジメジメした日には蚊が大量発生して・・・
考えただけでも気が狂いそう。

帰り道にある展示場。木彫りのカンガルー。