4年ぶりにロンドン。

2007年9月8日(土)~MALTA旅行


リゾート地化されたst.julianはレストランやPUB、カフェ、Barが多くある。
ホテルが立ち並ぶ道を歩いていく地中海が見えてくる。
ホテルの場所は最高に良い。海から近いし、レストランにBAR、お店も回りにあるので便利。
夜中に到着したおかげで、朝寝坊。11時に起きて出かける。
まず近場の調査。
HOTELを出て右に進むと門があり、その門をくぐるとThe Westin Dragonara Resortの敷地内へ入る。このホテル、すごい。

門をくぐると手前に大きなHOTELがあり、広い敷地内の奥にはCASINOがある。
カジノまで行く途中には地中海に面したレストランが2軒。どちらも高級そう。

ホテルを越して左側に見えるのはCorinthia San Gorg Hotel5★。地中海に浮かんでいる様に見える。こちらのホテルはもっともっと高級そう。

時計は12時を過ぎておなかの虫も鳴き始めた。
歩いて10分もかからない場所に中心地がある。

普通ならイタリアン系を選ぶだろうが、何血迷ったかわざわざオリエンタルフードをチョイス。
入ったレストランはHugo's Lounge Bar
寿司、チャーハン、春巻き、カリフォルニアロールなどなど
私はこういったごちゃ混ぜオリエンタルフードが大好きである。
まずMALTA BEER、CISKを注文。フルーティーで軽い感じ。

そしてお決まりのカリフォルニアロール。これは前菜。前菜に巻物か!やるぅぅ~。


メインに私はえびのパッタイ。
具沢山で味もちょうどいい。欲を言えば、もう少しナッツが入っていると尚良い。
ロンドンにあるBUSABAを超えるパッタイにはまだ出会ったことがない。

旦那はビーフチリライス。
ビーフに野菜も入り、軽くいためたチャーハンといった感じ。
これは味もしっかりしていて、風味も良い。

どちらも美味しい。特にビーフのほうはお肉が柔らかい。
ロンドンではこんな柔らかいビーフがねぇ!

食事をしていると野良猫が寄ってきた。

かなりおびえている子猫はおなかが空いているのか鼻をくんくんさせている。
MALTAはやせ細った野良猫があちらこちらにいた。

ATMでマルタリラを下ろし、部屋に戻りちょっと一休み。

部屋は1Bed Flatのような感じ。天井も高く開放感がある。
ただあまりにも簡素な部屋なので退屈になることもあった。
キッチンには最低限必要な調理器具が付いていた

キッチンの横にはテーブルとSOFAが設置されている。
奥に見えるSOFAは簡易ベッドになるので、グループで泊まってもOK。
ここからの眺めは向かいのHOTELしか見えない。

BedRoomはSingleBedが二つに化粧台とクローゼットがある。
この部屋の窓からは地中海が眺められた。
床はタイルで要室内履き。

最後にバスルーム。
給湯式バスなので好きなだけジャンジャンお湯を使ってしまうと、次の人の分のお湯がなくなるので要注意。しかもシャワーカーテンがないのでこれまたビショビショにならないように注意しながら入らないといけない。

部屋でゆっくりしていたらもう外は夕暮れになり、あわてて外に飛び出した。

さっき行ったThe Westin Dragonara Resortに入らず道なりに進むと海岸へ行けた。
岩だらけの海岸で歩きにくい。
足元に注意しながら海に近づく。
波の音がサワサワ聞こえている。前方にはThe Westin Dragonara Resortが浮かんでいる。綺麗な景色だった。
夕日はあっという間に海へもぐり、空は星で埋め尽くされる。後ろを振り返ると街の明かりがキラキラ光る。
実は今日9月8日は私の誕生日。
誕生日には近場へ旅行!というのがうちのお決まりごとのひとつである。
マルタにしたのは日本にいる友人があまりにもマルタを絶賛するので行っておきたい場所のひとつだった。今回expediaで安く見つかったのでマルタに決定。

そんな誕生日にはやっぱり豪華なディナーがしたいもんである。
かなり奮発して先ほど発見したレストランを様子見で通りかかる。

レストランは「Quadoro」という。
ドレスコードや客層をチェックする。
うん、まぁ、リゾート地だからね。Tシャツ、短パン大丈夫じゃん?!的なかる~い乗りで入っちゃった。予約なしで普通にテーブルに通してくれたし、普通にメニューも渡してくれたのでひとまず安心。
とりあえず私はワンピース系を着ていたのでなんとか気分的にいごごちは悪くない。

しかし旦那はFCUKのロゴが胸元にドカンとプリントされているTシャツに短パン、サンダルだったので気になってしょうがないらしい。お客さんもまばらだったレストランもだんだんと予約席が埋まっていく。どなたも綺麗な装い。ますます旦那が落ち着かなくなる。メニューを取る前に「やっぱ着替えてくる」と駆け出してホテルへと戻っていってしまった。
レストランからホテルまでは近かったのですぐに戻ってこられた。
これでふたりとも落ち着いて食事ができる。
まず、飲み物でMALTAビールを注文。ワインを注文しようとしたけど普段からワインは飲まないので変に気取ってもしょうがない。

starterで私はカラマリサラダ。
旦那はクラブスープwith Apple Bruschetta。
どちらも素材をうまく生かした料理。

味がしっかりしていて口の中でうまみと風味が広がる。

松明の明かりとキャンドで照らされたテーブル周り。料理を食べるときにはもう少し明るいほうがいい。
なんて贅沢なことを考えながら、目の前には遊覧船の明かりだけが海に浮かび光の影が伸びていてこちらの岸にまで届きそう。

メインで私はbeef marinadenナンタラカンタラを頼んでいた。旦那はBeefステーキ。
ウエイターが私のほうへ急ぎ足でやってた。
私のオーダーしたものを間違えたらしい。
「なにー!」心の中で裕次郎バリに叫んだが、超カジュアルなのに席に案内してくれた恩返しとして許してあげた。

結局私もBeefSteak。分厚い!しかもイギリスでは食べられない柔らかでジューシーなお肉。あっという間、ペロリだった。

気が付くと満席になっている。接客も料理(間違ったけど)もかなり満足度が高かった。
このレストランに選んでよかった。
最後には軽いケーキが出てきてお勘定。
おっと、結構なお値段。しかし、この条件と思えばかなり安い金額。
マルタへ行ったときにはまた行きたいレストランだった。