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昨晩の恐怖の電話のベルとは裏腹にゆったりとした日曜日が始まった。
不安材料は目の前にあるけれどそれを除けばいつもと変わらぬ日曜日。
いつものようにパジャマのまま、グダグダしたいた。気持ち的に余裕を持とうと。
完全にジョニーのことを頭の中から追い出し忘れていた。そう努力していた。
昨日、電話にも出なかったし、ジョンもあきらめただろうなーなんて勝手に願う。
まだジョンは知らないはず。
マイクが何とかしてくれるまで普通に暮らしていれば良いじゃないかと、嫌なことは忘れようとした。
そんなゆったりとした日曜日の昼下がり。
誰かが来た。玄関の鍵穴に鍵を入れるが開かない。
そしてドアベルが何度も鳴る。
そのうちドアを拳でたたく音がする。
ドンドンドン!ブーーー。ブーーー。
そう、奴が来てしまった。
居留守!居留守!
さっきまでののんびりとした空気が一転した。
ドア越しでジョンと詐欺にあうかもしれない女性が話している。
ジョンの持っている鍵で部屋に入ろうとするが中に入れない。
当たり前じゃん。マイクの言うとおりに鍵を換えたから入れるわけないじゃん。
それでもジョンは何度か試し、無理だとわかるとカモの女性を連れて2階へ上がっていった。
同じ間取りだからという感じで上のFLATを見せていたようだ。
かすかにだけど耳を澄ませると壁伝いに話し声が聞こえてくる。
このFlatの上に住んでいたのはジョンの友人だった。
話も終わり、女性は帰り、ジョンがまたやってきた。
鍵が替わっていることに気づき、怒り沸騰中。
ファッ○!ファッ○!言っている。
怖くなってマイクに連絡を入れ状況を話すと、1時間後には来てくれると言う。
とりあえず何か起こったら”警察”を呼びなさいと、また私たちを脅かす。
マイクが来るまで完全居留守状態で過ごそうと、
今にもジョンがどこからか入ってきそうなFLATの中で声を潜め不安と恐怖と戦った。
しかし、そんな私たちの不安をよそにジョンは攻撃を仕掛けてくる。
どうにかして家の中に入ろうと頑張っている。
「Hi! How are you?」 ニッコリ♪
なんて軽いのりっで玄関を開けて出て行ったら間違いなく首根っこ捕まれて投げ飛ばされるだろう。
もういまさら引き返せない。ジョンは激怒!もうマイクを待つだけしかないのだ。
そしてこれからもっと精神的によくない状態が起きるのだ。
あまりの恐怖にマイクにまた電話をした。「遅い!早く来てくれ」と。
何を思ったかマイクはジョンに電話をしてFLATの件を確認するからちょっと待っててと言って電話を切りやがった。
こんなときにそんなこと確認したらますます激怒し何をしでかすかわからないじゃないか!
それに居留守を使っていることがばれちゃう!!ちょ、ちょっとまってよ~!
なんて思っているうちにジョンの携帯の音がドア越しに聞こえた。あちゃ~。。。
この時点でジョンはマイクの存在を知ることになる。
マイクがいろいろと説明しているようだ。
今Flatの前にいるんだな。彼らから電話来たぞ的なことを言ったのだろう。
そして何が起こったのかジョンなりに考え、ドア越しに聞こえる会話の中でジョンは閃いていた!
「俺はFlatの中にいてJapanese、つまり私たちと一緒にいる!」と訳のわからない発言をしたのだ。
そしてそのマイクの電話のせいで私たちがFLAT内にいることがバレてしまった。。。
つづく。。。
不安材料は目の前にあるけれどそれを除けばいつもと変わらぬ日曜日。
いつものようにパジャマのまま、グダグダしたいた。気持ち的に余裕を持とうと。
完全にジョニーのことを頭の中から追い出し忘れていた。そう努力していた。
昨日、電話にも出なかったし、ジョンもあきらめただろうなーなんて勝手に願う。
まだジョンは知らないはず。
マイクが何とかしてくれるまで普通に暮らしていれば良いじゃないかと、嫌なことは忘れようとした。
そんなゆったりとした日曜日の昼下がり。
誰かが来た。玄関の鍵穴に鍵を入れるが開かない。
そしてドアベルが何度も鳴る。
そのうちドアを拳でたたく音がする。
ドンドンドン!ブーーー。ブーーー。
そう、奴が来てしまった。
居留守!居留守!
さっきまでののんびりとした空気が一転した。
ドア越しでジョンと詐欺にあうかもしれない女性が話している。
ジョンの持っている鍵で部屋に入ろうとするが中に入れない。
当たり前じゃん。マイクの言うとおりに鍵を換えたから入れるわけないじゃん。
それでもジョンは何度か試し、無理だとわかるとカモの女性を連れて2階へ上がっていった。
同じ間取りだからという感じで上のFLATを見せていたようだ。
かすかにだけど耳を澄ませると壁伝いに話し声が聞こえてくる。
このFlatの上に住んでいたのはジョンの友人だった。
話も終わり、女性は帰り、ジョンがまたやってきた。
鍵が替わっていることに気づき、怒り沸騰中。
ファッ○!ファッ○!言っている。
怖くなってマイクに連絡を入れ状況を話すと、1時間後には来てくれると言う。
とりあえず何か起こったら”警察”を呼びなさいと、また私たちを脅かす。
マイクが来るまで完全居留守状態で過ごそうと、
今にもジョンがどこからか入ってきそうなFLATの中で声を潜め不安と恐怖と戦った。
しかし、そんな私たちの不安をよそにジョンは攻撃を仕掛けてくる。
どうにかして家の中に入ろうと頑張っている。
「Hi! How are you?」 ニッコリ♪
なんて軽いのりっで玄関を開けて出て行ったら間違いなく首根っこ捕まれて投げ飛ばされるだろう。
もういまさら引き返せない。ジョンは激怒!もうマイクを待つだけしかないのだ。
そしてこれからもっと精神的によくない状態が起きるのだ。
あまりの恐怖にマイクにまた電話をした。「遅い!早く来てくれ」と。
何を思ったかマイクはジョンに電話をしてFLATの件を確認するからちょっと待っててと言って電話を切りやがった。
こんなときにそんなこと確認したらますます激怒し何をしでかすかわからないじゃないか!
それに居留守を使っていることがばれちゃう!!ちょ、ちょっとまってよ~!
なんて思っているうちにジョンの携帯の音がドア越しに聞こえた。あちゃ~。。。
この時点でジョンはマイクの存在を知ることになる。
マイクがいろいろと説明しているようだ。
今Flatの前にいるんだな。彼らから電話来たぞ的なことを言ったのだろう。
そして何が起こったのかジョンなりに考え、ドア越しに聞こえる会話の中でジョンは閃いていた!
「俺はFlatの中にいてJapanese、つまり私たちと一緒にいる!」と訳のわからない発言をしたのだ。
そしてそのマイクの電話のせいで私たちがFLAT内にいることがバレてしまった。。。
つづく。。。