- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
ロンドンはイースターホリデーだったが、私はインフルエンザにかかり一週間近く寝込んでいた。。。
せっかくの4連休、BEDで静かにしているなんて。。。
38度の熱が続いたので病院行き、寒い中2時間待ち、ようやく名前を呼ばれ診療室へ入る。
体温、血圧、聴診器を当てた後先生はこう言った。「今してあげることはここまで。
パラセタモールとイブプロフェンを買って水をたくさん飲んで寝てください。」だって。。。
病院にいったらすぐよくなると信じていた私が馬鹿だった。8年もいるのに初歩的なミスだった。本当に病気になって先生に看てもらいたいと思ったらプライベートまたは日系の病院にいくべし!グリーンメディカルは評判良い。では、又貸しFLATの話の続き・・・
------------------------------
ジョンは怒り狂った。
今にも玄関を破って中に入ってくる勢い。
何度も何度もドアを叩き、ドアの前でウロウロしている音が聞こえる。
何かブツブツ言っている。
ただただ怖い。なんだか本当に怖い。
日本の新聞に載るような事件が起こるのかな・・・なんてことが頭を過ぎる。
そうこうするうちに、階段を駆け上がる音が聞こえ、さっきまでの怒りに任せた侵入作戦は止まり静けさが戻った瞬間だった。
ズルズルズルー、ドッスーン!
裏庭に何かが落ちた。
ジョンが2階の手すりからすべり落ちてきたのだ!
庭の窓ガラスに近づき様子を伺うまもなく
窓ガラスが大きく音を立てて割れた。
ガッシャーン!
そこには、物凄い恐ろしい顔をしたジョンが割れた窓ガラスから顔を出し
「何があったんだ!何してんだ!」と怒鳴りまくっている。
あたりをキョロキョロし、庭にあったシャベルで窓を割った。
そして片手に握っているシャベルを頭の上に振りかざし、割れた小さな窓からジョンが入ってきた。
小さい窓なのでガラスの破片がジョンの腕やおなかに刺さったらしい。血が出ているのが見えた。かなりジョンも興奮している。
鬼のような顔をしたジョンを見て殺気を感じた瞬間、着の身着のまま外に飛び出した。
旦那は走りながら携帯で999に電話をし、事情を説明し、すぐ来てくれと伝える。
マイクにも友人にも電話をかけた。
FLATの裏に警察署があったことを思い出し助けを求めに行った。
警察官に事情を説明し、とにかく来てくれと頼み一緒にFLATへ様子を見てもらうため連れてくる。
2階の窓からは住人がこちらを見ながら携帯でスパイ活動をしている。電話の相手はもちろんジョンであろう。
その警官とFLAT近くまで来るとパトカーが後ろからやってきた。応援か?!
さっき呼んだパトカーかと思って手招いをすると近くまで来てこう言った。
「近くで爆弾騒ぎがあった。そっちの方が重要なので他の警察官を呼んでくれ。」
と言って一緒に歩いてきた警察官も連れて消えていってしまった。。。絶望。
もうマイクを待つしかない。。
そんな時、友人がトンカチ片手に奥さんと助けに来てくれた。
これには涙した。本当にありがとう。
友人の奥さんがさっきの警察署に行きもう一度すこしオーバーに事情を話し、2人の警察官と戻ってきた。
そしてみんなしてジョンのいるFLATへむかい、ジョンが立てこもっているFLATのドアベルを警官が鳴らした。
せっかくの4連休、BEDで静かにしているなんて。。。
38度の熱が続いたので病院行き、寒い中2時間待ち、ようやく名前を呼ばれ診療室へ入る。
体温、血圧、聴診器を当てた後先生はこう言った。「今してあげることはここまで。
パラセタモールとイブプロフェンを買って水をたくさん飲んで寝てください。」だって。。。
病院にいったらすぐよくなると信じていた私が馬鹿だった。8年もいるのに初歩的なミスだった。本当に病気になって先生に看てもらいたいと思ったらプライベートまたは日系の病院にいくべし!グリーンメディカルは評判良い。では、又貸しFLATの話の続き・・・
------------------------------
ジョンは怒り狂った。
今にも玄関を破って中に入ってくる勢い。
何度も何度もドアを叩き、ドアの前でウロウロしている音が聞こえる。
何かブツブツ言っている。
ただただ怖い。なんだか本当に怖い。
日本の新聞に載るような事件が起こるのかな・・・なんてことが頭を過ぎる。
そうこうするうちに、階段を駆け上がる音が聞こえ、さっきまでの怒りに任せた侵入作戦は止まり静けさが戻った瞬間だった。
ズルズルズルー、ドッスーン!
裏庭に何かが落ちた。
ジョンが2階の手すりからすべり落ちてきたのだ!
庭の窓ガラスに近づき様子を伺うまもなく
窓ガラスが大きく音を立てて割れた。
ガッシャーン!
そこには、物凄い恐ろしい顔をしたジョンが割れた窓ガラスから顔を出し
「何があったんだ!何してんだ!」と怒鳴りまくっている。
あたりをキョロキョロし、庭にあったシャベルで窓を割った。
そして片手に握っているシャベルを頭の上に振りかざし、割れた小さな窓からジョンが入ってきた。
小さい窓なのでガラスの破片がジョンの腕やおなかに刺さったらしい。血が出ているのが見えた。かなりジョンも興奮している。
鬼のような顔をしたジョンを見て殺気を感じた瞬間、着の身着のまま外に飛び出した。
旦那は走りながら携帯で999に電話をし、事情を説明し、すぐ来てくれと伝える。
マイクにも友人にも電話をかけた。
FLATの裏に警察署があったことを思い出し助けを求めに行った。
警察官に事情を説明し、とにかく来てくれと頼み一緒にFLATへ様子を見てもらうため連れてくる。
2階の窓からは住人がこちらを見ながら携帯でスパイ活動をしている。電話の相手はもちろんジョンであろう。
その警官とFLAT近くまで来るとパトカーが後ろからやってきた。応援か?!
さっき呼んだパトカーかと思って手招いをすると近くまで来てこう言った。
「近くで爆弾騒ぎがあった。そっちの方が重要なので他の警察官を呼んでくれ。」
と言って一緒に歩いてきた警察官も連れて消えていってしまった。。。絶望。
もうマイクを待つしかない。。
そんな時、友人がトンカチ片手に奥さんと助けに来てくれた。
これには涙した。本当にありがとう。
友人の奥さんがさっきの警察署に行きもう一度すこしオーバーに事情を話し、2人の警察官と戻ってきた。
そしてみんなしてジョンのいるFLATへむかい、ジョンが立てこもっているFLATのドアベルを警官が鳴らした。